これ なあに？

公共施設の小さな緑地で

初めてみかけたもの・・・。

いったいなんでしょう？

セロリなの？

花をみつけた・・・と思ったのですが

なんだかちょっと違うようです。

黄緑色の包みの中あるのはつぼみでしょうか？

もう少しで咲きそう・・・、白い花でした。

帰ってから調べてみたら「シシウド」のようです。

セロリもシシウドも同じセリ科、

それで葉っぱがそっくりだったのですね。

そして同じく初めてみるこんなもの。

遠くから見ていて　虫がついているのかと思いました。

なんでしょう？

百合の葉の根元についています。

ムカゴのようです。

百合にムカゴがつくということも初めて知りました。

とてもよく知っているつもりの場所にも

まだまだ初めて出会うものがありました。

ベランダのフウセントウワタの葉に

ウスバカゲロウの卵が・・・。

こんなところで大丈夫なの？と思ったのですが

翌日にはなくなっていました。

背丈が2メートル近くにまで伸びたフウセントウワタ、

枝分かれした茎が６，７本あって

それぞれが次々花を咲かせています。

もともとがたったひと粒の種だと思うと不思議でしかたありません。

たくさん咲いて　次々落ちてしまうので今年も実はなりそうもなくて・・・。

でも　やっぱり花を摘んでしまうのがかわいそうなので

このままたくさん咲かせることにしました。

その隣では 朝顔が夏の忘れ物のようにひっそりと咲いています。

その姿がとてもけなげに思えて

大丈夫、ちゃんと見ているからね、と

声をかけたくなりました。

こんなささやかなことですが、

それだけで慌ただしい気持ちが少しずつ落ち着くのです。

秋のやわらかい光や澄んだ風の中に身を置いて

花や木や空を眺めていたら

この季節もやがて過ぎてしまうことに気づいてしまいました。

だからこそ、一日一日を、

そして誰かと一緒に過ごせるそのひとときを大切にしたいと思うのです。

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