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夏色の記憶 青 ~朝顔の咲かない夏~


夏の色は何色?と尋ねられたら

迷わずに「青」と答えるでしょう。


二十年以上もの間、毎年のように夏になるとベランダに咲いた青、

朝顔の色です。

子供たちが幼かった頃から

花が終わると種を採って、翌年蒔いて・・・を繰り返してきました。


「曜白朝顔」、白い筋のことを「曜」と言います。


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2015年の夏に咲いた花、「曜」が細くなっています。


花びら余ってしまったかのような花もありました。

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こんな姿でも愛おしい気持ちに変わりはありません。


夏の青い空の下、

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ベランダにはいつも青い朝顔が咲きました。


白い「曜」がたくさん入っていたこともありました。
 

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2016年の朝顔は種が採れず、

最後になるはずでしたが・・・。


気がつかないうちに種がこぼれたのか

去年、思いがけず朝顔が咲きました。

でもこの朝顔はやっぱり種が採れず、本当にこれが最後の朝顔になりました。



この夏、朝顔の姿はなかったけれど

ベランダに出るたびに朝顔と幼い子供たちの姿が浮かんでは消えてゆきました。

ある時はふたりで水遣りをしていたり

ある時は「来年また蒔こうね」とうれしそうに種を採っていたり。

小さな手や幼い声が今でもそこにあるかのようでした。


いつのまにかふたりは大人になり

にぎやかだった夏のベランダも静かに・・・。

月日が確実に流れていたことに気づかされます。


最初の朝顔の記事はこちら、2012年です。


  過去記事はこちら→ 2013年の朝顔  2014年の朝顔



ふと見上げると、青い空はいつの間にか秋の装い。


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散歩道には夏の名残りが・・・。


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子供の頃からなじみのある藪枯らし(やぶがらし)。

嫌われ者ですが、この色はかわいいと思っていました。


いつの間にか姿を変えた百日紅(さるすべり)。

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実家の庭で、一度花は終わったのにまた咲き出した萩。

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かくれんぼするかのようにそっと咲いていました。


夏から秋へと季節が移ります。

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来年も再来年もその次も

ベランダに朝顔の姿はないけれど、

夏の空が大きく広がるようになると

朝顔の青が心の中に次々と花開き、

過ぎて行った遥かな日々が舞い戻って来るのでしょう。



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Commented by rioryu at 2018-09-10 13:50
何故だか
ベランダに咲く朝顔と
子供達の様子を想像したら
涙が出てきました…
歳だなぁ…涙腺崩壊してるんじゃないかと思います(笑)

自分の夏の色は何色か
考えてみましたが…
明確に浮かぶ色がなくて残念でした(笑)
Commented by mana at 2018-09-10 14:20 x

こんにちは♪

白筋の事を 曜というんですね。
(なんかそう言えば昔習ったような?;)
朝顔って 子供頃初めて育てた花だけど
涼し気で、葉っぱも好きです^^

そちらはもう秋の風が吹いていますか?
こちらは秋にはまだちょっと遠そうだけど
夜明けが遅くなってきて ちょっぴり秋を感じています^^

Commented by tagchutchu at 2018-09-10 16:06
20年以上も続いた朝顔かぁ・・
我が家も娘が小1の夏休みに持ち帰った朝顔の種を 毎年植えています
家は今年で6代目の種でした。
そうなんですね・・確実に 年月が流れて行って・・
私は まだ子供が小さいので どちらかと言うと
一緒に暮らす 母の姿に時間の流れを感じます
心配をかける側だったのに いつの間にか立場が逆になってる事に
年を取ったんだなぁ・・と。

 
Commented by hogecyan at 2018-09-10 18:38
朝顔、脈々と繋いでいたのですね。
通りがかりのいえの玄関におそらく学校で栽培したであろう鉢があるとなんだか、懐かしくて家族の思い出に浸ります。
Commented by h6928 at 2018-09-10 19:20
去年拝見した、あのアサガオがラストだったのですね。
思い出を蘇らせるかのように一時復活してくれた花・・・。
なんかロマンチックですね。
短編小説でも書けそうな、良いお話です。
今、季節の変わり目で湿っぽく、なかなか「天高く」青い空が見られなく、
腹肥ゆる候が先行しています。
夜には近くの神社のサクラでアオマツムシの声がうるさいくらいに、
秋が来たと唄っています。
Commented by hokkaido-tairiku at 2018-09-10 22:17
こんばんは♪
20年以上も毎年咲き続けた朝顔ですか、
咲かなくなると忘れ物をしたみたいで寂しいですね。
私も夏の色といえば青ですね。
季節はあっという間に進んでもう秋の気配ですね。
なんか寂しい気もしますが、今度は彩の秋、
お互い楽しみましょうね^^
Commented by boheme0506image at 2018-09-11 00:19
こんばんは~♪
夏の色と聞かれたら・・・・
私は明るくはっきりした色が好きなのですが、でもやっぱり夏は単純ですが
青かしら~。
海、空、普通すぎますね^^
朝顔というと、小学一年生を思い出すんですよ~。
学校で育てて、1学期の懇談の後に家に持って帰る・・・
種がとれないってことがあるんですね。
また種がこぼれて奇跡がおきてほしかったなぁ。
長く長く毎年咲いてくれた朝顔、20年以上ってすごいなぁ。
生まれた子も成人しているんだから。
そろそろ秋の花も咲いてきて、秋になったって実感するのでしょうね~。
Commented by piecingflower_v93 at 2018-09-11 00:53
はじめまして。
いま、貴女のブログを拝見していたら、私のブログに貴女からのイイネが届きました。
何処かですれ違ったのですね。
偶然だけれど、何だかとても嬉しくて、コメントさせていただきました。

いつも素敵なお写真、素敵な文章、拝見しております。
これからもよろしくお願いいたします。
Commented by 20081111 at 2018-09-11 21:42
朝顔の種、取れたのは
確か学校へ持って行きました。
残ったツルで、朝顔のリースを
作り、まだ壁にかけてあります。
一年の時に作ったので
もう2年は経っています。
夫の父が日本から朝顔の種を持って行き、ベトナムで沢山まいたそうですが、年々咲く数が減って
最後は咲かなくなったそうです。
(種を取って新たに植えたりはしてないと思いますが)
すべてのものは、永遠には
続かないものですね。
庭の雑草はどんどん生えてきますが(^^;
素敵なお話、有難うございました★

yukarico
Commented by miyabiflower at 2018-09-13 00:49
☆ jamさん

ご訪問とコメントありがとうございます。
幼かった子供たちの姿は、ふっとしたはずみに浮かんでくることがあります。
どうということのない会話だったり、ありふれたことばかりなのですが・・・。
懐かしいと同時に、もうあの子たちには会えないと思うと少しさみしいです。
jamさんの遠い思い出と重なったのかも知れませんね。
夏の色、たくさんありますものね、その時々浮かぶ色は違うかも知れませんね。
Commented by miyabiflower at 2018-09-13 00:53
☆ manaさん

習いましたか?曜ということ。
私は十年ぐらい前に知りました。
育てていたのに、「曜白朝顔」ということも知りませんでした。
朝顔は夏休みの観察日記のイメージがありましたけれど
今は色もふえて、きれいなものがありますね。

この夏はそちらの方が涼しかった、と言うより、
こちらの暑さがひどかったのですね。
日が短くなるのは南の方も同じですね。
夕方暗くなるのが早くなりました、秋ですね。
Commented by miyabiflower at 2018-09-13 00:59
☆ tag and chutchuさん

六代目ですか・・・これからも続けてくださいね。
いつか 気づいたらこんなに長く・・・という時が来ますね。
子ども達がまとわりつくようにしていた頃が懐かしいですよ。
そうですね 母が独り暮らしをしていますが
もうずいぶん前に立場が逆になったのを感じました。
月日は確実に流れるから、今を大切にしたい、としみじみ思います。
秋になりましたね。素敵な秋の日々を重ねてくださいね。
Commented by miyabiflower at 2018-09-13 01:03
☆ keitoさん

今年は近所のお宅の玄関先に咲いていた朝顔をみて
うらやましいようなさみしいような気持になりました。
小学生のお子さんが学校から持ち帰ったもののようでしたから・・・。
懐かしい気持ちで通り過ぎる人がきっといたでしょうね。
誰もが朝顔には思い出がありそうです。
Commented by miyabiflower at 2018-09-13 01:21
☆ h6928さん

去年見てくださっていたのですね、
そうなんです、思いがけず咲いたのですが、あれが最後でした。
育ててきた年月には当然いろいろなことがあったので
思い出がたくさん詰まっている花、
ベランダに咲かなくても、心の中には毎年咲いてくれそうです。
短編小説、書いてください^^
アオマツムシ、そう言えば今年はまだ声を聞いていません。
大きな声ですよね。
ベランダにいたことがありましたが、やはりうるさいくらいでした。
毎年ベニスモモの木に来るのですが、今年はどうでしょう。
Commented by miyabiflower at 2018-09-13 01:21
☆ tairikuさん

そうなのですよ、なんだか夏なのに夏が来ないような・・・。
でもベランダを見るたびに、ふっと青い花が心に浮かぶので
今年も咲いたような気持になったり・・・。
海の青でしょうか、北海道の海は雄大できれいでしょうね。
いつのまにか秋になりましたね。
さみしいような頼りないような、そんな気持ちになります。
彩りの秋、そうですね。
そちらは秋が短いとのことですが、秋の日を 秋の色を楽しみましょう^^
Commented by miyabiflower at 2018-09-13 01:22
☆ さおりさん

夏の青はやっぱり空や海の色ですね、
日ざしを受けてきらきら光る海の印象が強いです。
私も朝顔というと一年生を思い出します。
1学期の終わりは朝顔を持ち帰る子供たちとすれ違うことがありました。
この朝顔は長く続いてので もう種ができなかったのだと思います。
何本かが育っても種ができないものがあったり、
蒔いても芽が出ないこともありました。
でもよくぞ続いてくれた、という気持ちです。
ススキの穂が風に揺れていると秋だなぁと思います。
柿の実も大きくなりましたし、秋の赤い実がいろいろ楽しみです。
Commented by miyabiflower at 2018-09-13 16:11
☆ Piecing flowerさん

ご訪問とコメントをありがとうございます。
どこかですれ違った・・・そうですね、
そういうのってなんだかうれしいですよね。
いつも見てくださってありがとうございます。
季節折々の花のことなど、またお話ししましょう。
こちらこそこれからもよろしくお願いします^^
Commented by miyabiflower at 2018-09-13 16:14
☆ yukaricoさん

朝顔のツルのリース、思いつきませんでした。
作ればよかった・・・。
ベトナムで咲いた朝顔・・・きれいだったことでしょうね。
ずっと続いてくれるといいのですが
自然のものはやはりそうはいかないのですね。
永遠に続くものはないけれど、だからこそ一日一日が愛おしいですね。
小さなお嬢さん達との日々、大切なたからものですね^^
Commented by tsukiiro24 at 2018-09-20 21:53
miyabiflowerさん こんばんは。

そうですか、とうとう咲かなかったのですね・・・
実は記事は拝見していましたが切なくてコメントを残すことができませんでした
毎年なんとか咲く姿を見せてくれた思い出の朝顔
でもこれからは仰るように心の中に咲いてくれますよね
これまで毎年頑張って花を咲かせて楽しませてくれた朝顔に一緒に楽しませてもらった読者としてありがとうと感謝の言葉を贈ります。
Commented by miyabiflower at 2018-09-25 23:31
☆ つきいろさん

お返事が遅くなってごめんなさい。
いつか、花が咲かない夏が来る、とわかってはいましたが
やはりさみしいですね。
切なくてコメントが残せなかったというつきいろさんの気持ちがうれしくて
この朝顔を一緒に見守っていてくださった方がいらしたことを
改めて思いました。
ありがとうございます。
そうですね、朝顔が咲かないべランダになのに、
青い花がいつも思い浮かんでいたこの夏でした。
咲かなくなった朝顔に 思いを寄せてくださってありがとうございます。
しあわせな花だなぁと思いましたよ^^


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by miyabiflower | 2018-09-10 10:57 | 花と実 | Trackback | Comments(20)

風の調べと花の言葉に耳を傾けながら、日々の暮らしを綴ります。


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