庭の椿を煮物鉢に生けて・・・

ある雨の日
実家の庭の椿を生けました。




次々と咲くこの椿
鳥につつかれることもなく きれいなままです。
切って生けることにしました。



先日記事に載せた"背中合わせのつぼみ"は
こんな風に咲いていました。

大輪の椿ですが鳥につつかれてぼろぼろ。


同じ椿を一輪 生けることに・・・。

名残りの侘助と



白い椿も切りましょう。



どれも短い枝なので
器に置くように生けました。


母が煮物を入れているふだん使いの鉢です。


花を生ける時に　
水に浸かる部分の葉は切り捨てます。
水に浸かったままだと葉が腐るからです。

でも
椿のように厚い葉は切り捨てなくて大丈夫なので
葉で花を支えます。


庭の椿の混ぜ生け。
いつもと変わらぬ日々が過ぎます。

雨の日の白梅。

この梅ももう散ってしまいました。

春を待つこの毎日も やがては思い出の中のひとコマに・・・。
今を大切に、と
季節の後ろ姿を見送るたびに思うのです。




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