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人日(じんじつ)の節句と七草粥、そして願うこと


一月七日は七草粥の日として知られていますが
五節句のひとつ「人日(じんじつ)の節句」の日でもあります。

古代の中国では
一月七日は人を占う行事があるため人日と呼ばれ、
この日に七種の菜を入れたの羹(あつもの=熱い汁)を食し
無病息災を願いました。

そして日本においては
正月に若菜を摘んで食べる風習があり、
奈良時代から平安時代にかけて
この二つが融合して七草粥が生まれたとされています。

室町時代から江戸時代にかけて
七種類の若菜を粥に入れた七草粥を食す風習が
五節句のひとつとなりました。

雪の下で芽吹く野草の生命力にあやかり、
長命を願い、邪気を払うものです。

人日(じんじつ)の節句と七草粥、そして願うこと_b0255144_15082309.jpg

七草は、左から時計回りに
セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ(蕪) スズシロ(大根)

ゴギョウはハハコグサ(母子草)
ホトケノザは コオニタビラコ(小鬼田平子)= タビラコのことです。
どちらも春先には小さな黄色い花が咲きます。



生協で注文した七草は、山梨産のものでした。
青々とした葉の色がきれい。

手まりの生麩を入れたら彩りがよくなりました。

人日(じんじつ)の節句と七草粥、そして願うこと_b0255144_15091654.jpg

五節句は
一月七日 人日(じんじつ)の節句
三月三日 上巳(じょうし)の節句
五月五日  端午(たんご)の節句
七月七日  七夕の節句
九月九日 重陽(ちょうよう)の節句

いずれも奈良時代から平安時代にかけて中国からもたらされた風習や暦法と
日本固有の行事とが融合されたものです。

身についた穢(けが)れを払い
無病息災を願い神様と共に食事をする「神人共食」の日です。

人日(じんじつ)の節句と七草粥、そして願うこと_b0255144_15255107.jpg

古い時代に思いを馳せてみれば
厄払いをして無病息災を願うという
人々の思いに気づかされます。

大切な人の平穏無事と幸福を祈る気持ちは
どんなに時代が移ろうとも
変わらないものなのでしょう。


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ブログテーマ:春の七草
Commented by shima_shima1225 at 2022-01-09 17:14
こんにちは^^
てまりのお麩、かわいいです。
美味しそうな七草粥、お正月の食べ過ぎたお腹に
優しいメニューですね。^^
遅ればせながら今年もどうぞよろしくお願いいたします。^^
Commented by umi_bari at 2022-01-09 20:48
先人の知恵ですよね。
御節料理やお餅をいっぱい食べて、疲れた胃腸を
癒しんですよね。
そこに、手毬の生麩を入れただけで、全く雰囲気が
変わりますね。
もう一回、家族で都市の無病息災を祈る機会になったと思います。
お見事バグースです。
Commented by miyabiflower at 2022-01-09 21:29
☆ shimaさん

てまりの生麩は毎年冷凍のものを生協で注文しています。
かわいいでしょ?^^
七草粥は若菜の色がきれいで笑顔になりました。
こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いいたします^^
Commented by miyabiflower at 2022-01-09 21:31
☆ アラックさん

手まりの生麩、かわいいですよね。
先人の知恵、先人の言葉は
年を重ねてからその深さに気づいたりしています。
都市の無病息災、本当にそうですね。
今年こそ平穏な年にしたいですね^^
Commented by shizuku0826 at 2022-01-09 23:21
こんばんは♪
早いもので七草でしたね
手毬の生麩、また素敵
色合いもほんと美しいですね(ɔˆ ³(ˆ⌣ˆc)

我が家も少し作りました
苦味のある七草粥
美味しいですよね

遅くなりました
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


Commented by miyabiflower at 2022-01-10 11:10
☆ shizukuさん

手まりの生麩、毎年お雑煮に入れています。
こんなちょっとしたことがうれしいですね。
七草粥の苦味、春を呼びますね。
こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いいたします。
Commented by yosuisen412 at 2022-01-10 11:51
あまり馴染みのない九月九日重陽の節句を検索して勉強になりました。
四季の移ろいを感じて健康に過ごせるように新型コロナウイルスの終息を願い、無病息災や不老長寿を願う伝統風習も大切ですね。
miyabiflowerさんの豊富な内容の寄稿をいつも楽しみに拝読してます。
ありがとうございました。
Commented by mayburu at 2022-01-10 13:11
今年も、よろしくお願いします。

七草粥から~~色々 勉強させて頂きました。
2年も・ぐったりしていて・・
今年のお正月も終わり__何か新しい良い事などを期待して
お粥も頂きました。

今年・・初めての梅の花
綺麗なお写真ですね。
いいなぁーと ため息しました。。。
Commented by miyabiflower at 2022-01-10 22:28
☆ 翁 翠扇さん

五節句もひな祭り、端午、七夕以外はあまりなじみがないですね。
でも、どの慣習にも無病息災や平穏無事を願う気持ちが込められているので
大切につないでいきたいと思うのです。
古(いにしえ)も現代も人の思いは変わらないのですね。
墨絵とその解説を楽しみに今年もお伺いします。
どうぞよろしくお願いいたします。
Commented by miyabiflower at 2022-01-10 22:32
☆ mayburuさん

こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。

上巳の節句はあまり知られていませんが
無病息災や平穏無事を願う気持ちは昔も今も変わりませんね。
世の中は落ち着かず、不安が消えることがありませんが
今年こそ、穏やかになってほしいですね。

梅のつぼみがふくらんでとてもうれしくなりました。
寒くても、春がどこかで待っていますね^^
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by miyabiflower | 2022-01-09 15:30 | おいしい | Comments(10)

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