虫食いのリバティーのスカーフ リメイク始めました

大好きなスカーフに虫食いを発見。

いつかパッチワークに使ってもいいけれど

小さく切りたくないので

あるものに作り替えることにしました。

スカーフ二枚が裏と表になって虫食い穴も補正がすみました。

このスカーフは四十年以上も前の
父のイギリス旅行のおみやげです。
上側の青系が私へ、下の茶色い線が見えるものは母へのもの。

十年ほど前に父が亡くなってからも大好きでよく使っていました。
タートルネックのセーターにも、シャツブラウスにも合うものでした。

直した手順の覚書。
大きな虫食い穴は父のネクタイで塞ぎます。
この時にも使った、私が密かにシャガール色と呼んでいるネクタイ、
これが使える！と思ったときにとてもうれしくなりました。


右側の大きな穴をふさいで縫ってから、
他にいくつもある小さな虫食いの裏にもネクタイ生地を当てます。
そして二枚のスカーフを裏と表にして縫い合わせるのですが・・・
古いものでよく使ったからなのか
スカーフが二枚とも正方形ではなかったのです。
薄いスカーフなので伸びやすく二枚合わせて正方形に縫うのはとても大変で
途中でもうやめようかと思いました。

でもなんとか裏と表に合わせることができました。

今度は小さな虫食いにかがり縫いをしました。
白で囲ったところです。

グレーの糸にしたので、裏になるこちらもあまり目立たず・・・。


こんなやり方でいいのかどうかわからないけれど
とりあえず虫食いの補正ができました。

かがった糸は実家にあった絹糸。
これも四十年以上前のものでしょう。
このあと少しキルティングをしてから仕立てます。

父が選んでくれたスカーフを
母が使った絹糸と父のネクタイで直していたら
一緒に過ごしたあれこれを思い出して
心あたたかなひとときを過ごすことができました。
できあがるまでもう少しの間
父との会話ができそうです。

スカーフのリメイクの続きはこちらです↓。

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