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愉快な実 & 花にムカゴ? 薬師池公園にて (追記訂正あり)




薬師池公園、こちらの記事↓の続きです。

駐車場でみつけた若い実は

モミジバフウ(紅葉葉楓)?

愉快な実 & 花にムカゴ? 薬師池公園にて (追記訂正あり)_b0255144_11172916.jpg

葉だけを見て、カエデ?と思いましたが

それにしては葉が大きくしっかりしていました。

愉快な実 & 花にムカゴ? 薬師池公園にて (追記訂正あり)_b0255144_11173607.jpg

葉陰にちらちらと小さな実が見えたので

モミジバフウかなと・・・。

秋から冬にかけて、葉がとてもきれいな赤い色になります。


公園などあちらこちらで咲いているオトギリソウ科のキンシバイ(金糸梅)。

キンシバイではなく「ヒペリカム・ヒドコート」でした。



同じオトギリソウ科のビヨウヤナギ(未央柳)と一緒に覚えたので

どっちがどっち?と今でもわからなくなります。

愉快な実 & 花にムカゴ? 薬師池公園にて (追記訂正あり)_b0255144_11175254.jpg

花の違いは分かるので、

雄しべがふさふさと目立つのがビヨウヤナギと覚えたつもりが

雄しべが長いのはどっちだった・・・?とわからなくなるのです。

あ 写真の花は雄しべが短い方のキンシバイ。

「ヒペリカム・ヒドコート」です。
今までずっとキンシバイだと思っていた花の中には
「ヒペリカム・ヒドコート」が混ざっていたのでしょう。


コメント欄で「星の小父様フォトつづり」のh6928さんが教えてくださいました。
ありがとうございます。
葉のつき方の違いなどはコメント欄をご覧ください。

キンシバイ、ビヨウヤナギ、ヒペリカム・ヒドコート、そっくりさん3種類は
h6928さんのこちらの記事にあります。
↓に見えるのはビヨウヤナギです。


やさしい香りと儚げな花からは想像もつかないこの実、

ロウバイ(蝋梅)。

愉快な実 & 花にムカゴ? 薬師池公園にて (追記訂正あり)_b0255144_11175772.jpg

もりもりと迫ってくるようで

見れば見るほど愉快な実です。


あ これはいったいなんでしょう?

花の中央のムカゴ?初めて見ます。

愉快な実 & 花にムカゴ? 薬師池公園にて (追記訂正あり)_b0255144_11180224.jpg

花はノビル(野蒜)で、このムカゴは珠芽(しゅが)というそうです。

サツキの植え込みにぽつんと咲いていました。


斜面を覆いつくしていた花も初めて見るものです。

キョウチクトウ科のテイカカズラ(定家葛)

愉快な実 & 花にムカゴ? 薬師池公園にて (追記訂正あり)_b0255144_11180653.jpg

藤原定家が

恋焦がれた女性の死後、

この花になって墓石にからみついて覆いつくしたという能楽の「定家」が

和名の由来だそうです。



キキョウ科 ホタルブクロ(蛍袋)、

提灯花、灯篭花、雨降り花、釣鐘草、という別名がありました。

狐の提灯と呼ぶ地方もあるそうです。

愉快な実 & 花にムカゴ? 薬師池公園にて (追記訂正あり)_b0255144_11181024.jpg

蛍を入れたこの花がぼんやりと光ったらきっと美しいでしょう・・・。

幼い子が、この花に蛍を入れて持ち歩く姿が目に浮かぶと

ほのぼのとした気持ちになります。


実家の庭に突如咲いたことがありましたが

ひと夏だけで消えてしまいました。

散歩道にも咲いたことがあるのですが、ふえることなく

消えてしまったのです。


花も実も、いつも今だけの姿。

季節が移るのを止められないように

散りゆく花を止めることはできないのなら

せめて今のこの姿を

心にしっかりと焼きつけておきましょう。


薬師池公園の花菖蒲はこちらからどうぞ↓。


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Commented by manyouka at 2023-06-05 12:46
花の有る公園が有って羨ましいことです。
こちらの公園は草花がありません(笑)
Commented by h6928 at 2023-06-05 16:37
この時期は花も色々見られますが、
まだ緑で目立たない実を探すのも楽しみの一つになりますね。
そうそう、キンシバイは昨日ボクもアップしたのですが、
ここに載っていヒペリカム・ヒドコートと呼ばれる園芸種だと思います。
花の大きさがキンシバイの倍ほどもあって、平らに開くのも特徴の一つです。
キンシバイと ❝ヒドコート❞の違いはもう一つ、花の咲いていない時でも分かるのは、
キンシバイは葉が水平の対生でつくのに対して
ヒドコートは十字対生という縦横交互に対生するのも面白い特徴です。
この十字対生はビヨウヤナギと同じなので、
ビヨウヤナギとの区別には使えませんが・・・・。

昨日、3種類を載せましたので、見比べてみるのには好都合かもしれません。

藤原定家が恋焦がれた女性との逸話は知りませんでした。
覚えておいてどこかで使ってみたいです。
ありがとうございました(^o^)丿
Commented by miyabiflower at 2023-06-05 17:04
☆ 万葉さん

小さな児童公園にも花が植えてあります。
紫陽花はあちこちに咲き始めました。
花がないのはさみしいですね。
Commented by miyabiflower at 2023-06-05 17:28
☆ h6928さん

ありがとうございます!!
世の中にヒペリカム・ヒドコートという花があることを知りませんでした。
茶花の図鑑で「キンシバイ」を確認したら
カップ咲きのようになっていたので、
公園の花はずいぶん大きく開いていたと思いました。
別の花だったのですね。
これからは3種類のそっくりさんになりますが
そちらの記事はわかりやすいのでとても参考になります^^
リンクを貼らせていただきました。
記事も訂正しました。
いつもいろいろと教えていただいてとても助かります。
本当にありがとうございます。

きょうでかけた帰り道に「キンシバイ」を見ました。
花は小ぶりで、ころんとまるい感じですね。
そして葉は平らに並んでいました。茶花の図鑑のとおり、と思ったのでした。
三種類、見かけたらちゃんと復習しますね。
ありがとうございます。
Commented by pecori7023 at 2023-06-05 18:39
なるほど!
ホタルブクロの中に蛍が入って照らしてくれたら
それはそれは幻想的で素敵でしょうねぇ❤
本当にやってみたくなります
それにしても テイカカズラの名前の由来…
すごいですね 女性が亡くなってもなお
思い続けた深い愛(*'ω'*)
Commented by manyouka at 2023-06-05 19:01
タイリンキンシバイ(大輪金糸梅)でしたか。
その辺の細かな違いが良くわからない。
Commented by shizenkaze at 2023-06-05 23:08
オトギリソウ属の植物の名前を和名や学名など混合させて使われる人が多いので間違えられる人も出て来るようですね・・・・・
タイリンキンシバイをヒペリカム・ヒドコートと言うのにビヨウヤナギをヒペリカム・モノギニウムとは誰も言わないのですから統一した方が分かり易いでしょうね~♪

Commented by miyabiflower at 2023-06-05 23:18
☆ pecori7023さん

ホタルブクロの花に蛍を入れる・・・
やってみたいですよね^^
ぽーっと灯りがついたようになりそうで
花の色が違うと灯りの色も違うのかしらなどと考えるのは楽しいです。
テイカカズラはかわいい花なのに
お墓に絡みつくってすごいですよね。
花を見たときと、調べてからのイメージが変わりました^^
Commented by miyabiflower at 2023-06-05 23:21
☆ 万葉さん

はい、そうでした。
ずっと、キンシバイとビヨウヤナギしか知らなかったので
そっくりさんがふえました。
ヒメキンシバイ(姫金糸梅)というのもあるそうですね。
Commented by miyabiflower at 2023-06-05 23:49
☆ 自然風さん

そうですね、他の花でも同じようなことがありますね。
「ヒペリカム」と言えば
生け花やフラワーアレンジメントでは実のついた植物のことを指します。
花屋さんでもそうです。
学名はHypericum androsaemumです。
オレンジ系やピンク系の実がとてもかわいい素材で
花を使ったことはなかったと思います。

ビヨウヤナギとキンシバイのほかに タイリンキンシバイと言う花があることは
今回初めて知りました。
花の大きさや雄しべの長さ、そして葉のつき方などが違うので
よく見ると区別がつきそうですね。
Commented by hanatyann826 at 2023-06-12 20:39
こんばんは~

いつもいつもお邪魔すると癒されます。

ノビルの花、凄く清楚で素敵ですね~
花が咲いたところを見たのは始めてかなぁ~

こちらにお邪魔すると珍しいものが沢山でうっとりです。
Commented by miyabiflower at 2023-06-13 14:20
☆ あきコロさん

いつもありがとうございます。
そうですね、ノビルは花はあまり見たことがないですね。
里山など歩くと、珍しいものに会えるので
ますます楽しみになります^^
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by miyabiflower | 2023-06-05 12:11 | 花と実 | Comments(12)

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