里山で再会 今年も会えた花

里山を歩いたら小さな花や実が待っていました。

夏のような暑さの中 ツクツクホウシの声が響いて

それでも陽射しはほんの少しだけやわらいで

秋が忍び寄ることを思わせます。

そうそう、去年もここに咲いていました。

オオニシキソウ（大錦草）、トウダイグサ科です。

風船のような実は小さいので気づかず通り過ぎてしまいそう。

黄金色の田んぼの隅に咲いていたオモダカ科オモダカ（面高）。

遠くからしか見られなかったのですが
小さな実もついていました。

カバノキ科のクマシデ（熊四手）。

こっそり”ビールの木”と呼んでいる人、いませんか？
ホップにそっくりだといつも思います。

こちらも今季初めて、ヤブヅルアズキ（藪蔓小豆）。

花しか見ていなかったのですが
帰ってからパソコンの画面を見たら実もあって
鞘にはハゴロモの幼虫が・・・。

トリミングしたもの。

上が頭？　背中に羽根を背負っている？
この辺りは夏の間、茎が白い綿毛で覆われた茎が
あちらこちらで見られました。
ハゴロモの幼虫がびっしりついていたのです。

ここへ来たら必ず様子を見るりんごの木。
あ 赤くなっている、と思ったのですが
ズームしてみたら傷んだりんごでした。


でも　ちゃんと赤くなっていたりんごもあって、ちょっと安心します。



いつものネコジャラシとはちょっと違います。
お名前は？

もしかしたらキンエノコロ？？

穂が長かったり短かったり
垂れていたり、まっすぐ上を向いていたり
ここではいろいろなエノコログサを見ることができますが
図鑑を見てもはっきりとは区別がつきません。
そこでどれもこれもネコジャラシと呼んでしまいます。


雑木林から道路に伸びていたノブドウ（野葡萄）

こんなところにも秋が・・・。

いつもの場所にいつもの花が咲き、実が生る、
そんなささやかなうれしさを繋いで
夏から秋へと季節が移ります。


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