里山の田んぼの脇に咲いていた花。
花びらが三枚、萼も三枚。
初めまして あなたはだぁれ?
とても小さな花です。
青いのはツユクサ。
家に帰って調べたらイボクサ(疣草)だとわかりました。
ツユクサ科で一日花とのこと。
茎の節から根を出して 地面を這うようにふえるそうです。
ふえると困る畑の雑草ということですが
茎や葉など、もっとよく見てくればよかった・・・。
こんなところにカンナ(Canna)が。
子供の頃、小学校や公園の花壇や、庭先でよく見かけました。
花や実を採って遊びました。
しばしのタイムスリップ。
オオバコ(大葉子)。
茎と茎を交差させてひっぱりっこをしました。
強そうな茎のものを探すのです。
種が靴底などにいついてふえるそうです。
人の行く場所ならどこにでも生えていそう。
懐かしいジュズダマ(数珠玉)。
ほとんどが実になりました。
この数珠を蒔いたら芽が出そう、
とは言っても ベランダにジュズダマ?
ちょっとおもしろそうだけど どうしようかと迷います。
ヒガンバナ(彼岸花)は 必ず上から見たくなります。
葉が出るのは花が終わってから、
そして葉の姿で冬を越し夏前には枯れてしまいます。
彼岸の頃に咲くので「彼岸花」。
「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」というのは
古代インドのサンスクリット語で”赤い”という意味のある「manjusaka」に
漢字を当てたもの。
「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」という別名もあります。
花と葉が同時に見られることはなく
花がある時には葉を見られず、葉がある時には花を見られないことから。
「痺れ花」は葉や根に毒があるので。
この赤い花には「曼珠沙華」の名が一番似合うような気がします。
これはつぼみ?
色とりどりの花が咲く里山で
ひっそりとつぼみをつけていたタイリンミツマタ(大輪三椏)
二月になるまでゆっくりじっくりきれいな花になる準備をするのです。
人知れず静かに花への準備をしているつぼみを見ていたら
あなたは大丈夫?と
問いかけられたような気がしてきました。
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