里山の藤の花と藤色の花

里山を歩いたら
あちらこちらに藤の花が咲いていました。

いつも歩く道なのにここに藤があることには気づかず
花が咲くこの季節になると
見上げることになるのです。


足元にはそっくりな色合いのセリバヒエンソウ（芹葉飛燕草）。


ツバメが飛ぶ姿に見えるでしょうか？


今年初めて花に気づきました。
みつけるとうれしくなります。

これはつぼみ？
愉快な姿です。


遠くの方に見えた藤色。

そして向こうにも・・・と
たくさんの藤が木々を覆いつくしていることに驚きます。



ちらちらとカキドオシ（垣どおし）がかくれんぼ。



子供の頃、叔母の部屋の縁側近くに藤棚があって
藤の花は身近に感じていましたが
その藤棚がなくなってからは
藤の花を見ることがなくなりました。


田んぼの畦道にはムラサキサギゴケ（紫鷺苔）。

小さな藤色の花にも出会える季節です。

見上げる先にも、歩く足元にも
藤色が待っている小径。
響き渡るウグイスと蛙の鳴き声が散策のお供です。

こちらへ続きます。