小さな実に会える里山の小径

里山を歩きました。

こちら↓の続きです。

暑い日なので栗の実だけを見て帰るつもりでしたが

緑道の脇に何か実があるのでは・・・と気になって

少しだけ歩くことにしました。

赤い色が見えたので寄ってみると

ここにあったのはヒメコウゾ（姫楮）です。
きれいな色。
おいしそうに見えますが
これから黒い色になるのでまだ食べるには早いようです。
↑と思っていましたが
ヒメコウゾはこれがちょうど食べ頃だそうです。
コメント欄で「自然観察大学ブログ」のsizenkansatuさんが教えてくださいました。
ありがとうございます。

sizenkansatuさんの「ヒメコウゾとクワの果実」です↓。


味見はしなかったので
どれくらい酸っぱいのか甘いのかわかりません。

赤い実に会えました。
歩いてよかった。
五月頃、こんな花をつけていました。

青々とした稲。
雨が降らない夏のような暑さの梅雨、
お米が無事に育つといいのですが。


緑色の実はハナイカダ（花筏）。


葉のつけ根から実までの葉脈が太いのは
実に栄養を送るため？

こんなぺっちゃんこの実もありました。

このあとだんだん黒っぽくなります。

この道の何か所かにあるハナイカダ。
四月には花を咲かせていました。

田んぼを覗き込んだらオタマジャクシがいっぱい。


このグラデーションに惹かれます。

ウコギ科のヤマウコギ（山五加）。
今年は見られなかったけれど、花はこちらです。

いつのまにか柿の花も実へと姿を変えていました。
今はまだヘタの方が大きいけれど
これからぐんぐん大きくなります。


小さな実が少しずつ色や形を変えて
次の季節へと向かいます。