南からやって来た龍と情熱 こんなに育ちました

我が家で育っているこれ

なんでしょう？

こんな風に長くなりました。


去年の七月、沖縄みやげのレッドドラゴンフルーツの
種を育てたものです。


今年の一月にはまだこんなでした。

今年の七月初め↓。
根があまりしっかりついていないので
植え替えようかしらと思っているうちに
気づいたら長く伸びていて・・・。

大きいプランターに植えたらこれはどうなるのでしょう。
プランターふたつ、上の段と下の段にするわけにもいかないし・・・。
ゴマ粒より小さな種が
こんな姿になるのは やっぱり不思議で
魔法のようだと思うのです。

もうひとつ沖縄からやってきたパッションフルーツの種を育てたもの。
新しい芽がゆっくりゆっくり伸びています。

こちらは一昨年、2023年五月に蒔いたもの。
今年三月の記事です↓。
去年の秋からは部屋に入れていましたが、
酷暑が少し落ち着いたのでベランダに出しました。
果たして花が咲くのでしょうか・・・。
トケイソウに似た花がいつか咲いたらどんなにうれしいでしょう。
ゆっくりでいいから しっかり大きくなぁれ。

ちなみにタイトルは”情熱”になっていますが
パッションフルーツの”passion”は
もともとはキリストの受難のpassionと言われています。


鉢植えのトケイソウをいただいて
花が開くのを見守っていたことがありました。

こちら↑でも書きましたが
トケイソウの英名はPassion Flower受難の花を意味します。
スペインの古い伝説では十字架に這い登り キリストの手足を打ち抜いた釘の穴をふさいだのは時計草でした。

南アメリカで野生のこの花に出会った神父たちは

つぼみには聖餐用のパン、

半開きの花には東方の星を見ます。

そして

満開の花には五つの聖痕、釘、槌、槍、懲らしめの柱、茨の冠を

葉には槍の穂先と銀貨三十枚、

蔓（つる）にはイエスに巻き付く紐を見ました。

参照：八坂書房「花の神話と伝説」