両肩リボンはOK？ 長襦袢をドレープのブラウスに 途中経過 : 着物リメイク

母の古い長襦袢でブラウスを手縫いで作っています。

長襦袢をほどいて洗ったら縮んでしまって、幅が30センチほどになりました。

この巾でも作れそうなものを

図書館で借りた着物リメイクの本から探して

型紙を少し変えました。

直線だけの型紙です。

こんな風にリボンが肩についているブラウスがあったら・・・

いったいいくつになるまで着られるのだろう・・・と考えてしまいました。

というのも
ドレープが完成したので
他の部分が仮縫いのまま着てみたら
首回りが開き過ぎなのです。


そこで肩をもっと縫って、
開きを狭くすることにしました。
でもそのままではさみしいので、何かつけようかな・・・と
遊び半分つけてみたのが　
レースのリボン、という訳です。

あ　これはダメ、とひとり笑いまで出て即却下。

デザインとしては あり だけど・・・。
でもいったい何歳だったら着るの？と自分に問いかけても
答は出ません。

誰か同級生が着ていたら
似合っていればそれでいい、
おずおずと着ていないで
自信を持って着れば似合うのよ、
などとと答えるでしょうけれど・・・。

そして考えてみれば
首元でリボンを結ぶブラウスや
棒タイをリボン結びにするものは
今でも着ています。

リボンがダメなのではなくて
首回りが大きく開いた両肩リボンレースが「ちょっとねぇ・・・」なのでしょう。


結局はリボンではなくて、
またもやこのレース登場。
残っていた三つのうちの二つを使います。



これと同じレースです。


袖口にもレースをつけましょうか。
ハンカチから外したレースも登場です。

パーツの方は以前紅茶で染めました。
長いレースは白いまま。
ちぐはぐになるので
白いレースは紅茶で染めることにしましょう。

できあがったとしても
フレンチスリーブのようなブラウスなので
もう出番はないかも知れません。

それでも母の古い長襦袢が
こうやってブラウスになると
心の奥の方から
ふくふくとあたたかな思いが湧いてくるのです。