久しぶりの再会 ： 俺のフレンチ銀座 牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ

10月10日午後 日比谷で見上げた空は秋模様。

この二日前のことです。
高校時代からの仲間が集まりました。


出かけた先は ”俺のフレンチ銀座”。

メンバーのひとりのお祝い事なのでみんなで乾杯。
私は ”なみなみスパークリングぶどう”。

みんなは、”なみなみ！俺のシャンパン” だったり
”なみなみ！ 俺の赤（ワイン）”だったり・・・。
グラスを持てないので置いたままの乾杯になりました。

前菜三種。
話に夢中になっていて、説明を覚えていません。


冷たいとうもろこしのスープ


カレイのムニエル～バルサミコとトマトのソース～



牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ トリュフソース

初めてのロッシーニ、おいしくいただきました。

ロッシーニというのはあの「セビリアの理髪師」「ウイリアムテル」を作曲した
ジョアキーノ・ロッシーニのことです。
ロッシーニは美食家でもあり
フォアグラやトリュフを使った料理には「ロッシーニ風」という名がついたそうです。

フィナンシェとアイスクリーム

いつものフィナンシェがおいしく変身。

メンバー6人が揃うのは6年ぶりです。
と言っても
本当なら7人なのに
ひとりは一昨年、遠い空へ旅立ってしまいました。
みな、それぞれの形で彼を思い出します。

閉店までの2時間半たっぷりしゃべっても
話は尽きることなく
場所を変えてさらに延々と2時間半。

高校時代、部室で「ダベって」いた時のままです。
ダベるという表現、当時は使いましたが
ご存知でしょうか？

そう言えば2019年2月には4人だけ集まりました。


半世紀もの長～い間 ずっとそばにいてくれてありがとう、と
そんな思いで見上げたのが
あの細長い夕焼けでした。

この先 燃えるような夕焼けを見るたびに
この日のことが 細長い夕焼けと共に心に浮かぶのでしょう。

あんなことが こんなことがあった、
そうそう、そうだったね・・・と
同じ思いになれる友達がいてくれることに
感謝しつつ・・・。