小景 柿生 浄慶寺 十月桜とたんぽぽ

ひっそりと 秋の桜。
十月桜でしょうか。

散ってしまった花が多く
そろそろ終わりのようでした。

赤いヒガンバナはもう終わっていたけれど
こんなに美しい赤が待っていました。

ガマズミ。
なぜか図鑑には漢字表記がありません。
五月頃、白い小さな花を咲かせます。

酸っぱいけれど食べられるそうです。
霜が降りる頃には甘くなるとか・・・。
でも
「野鳥たちの大事な食糧だから、味見は控えめに」と
図鑑に書いてありました。
※
ガマズミは「莢蒾」と書くそうです。
「子猫の迷い道Ⅱ」の子猫さんがコメント欄で教えてくださいました。
ありがとうございます。
その後調べたところ「莢蒾」は「きょうめい」で
ガマズミの中国名でした。

ここは小田急線の柿生にある浄慶寺です。
柿の実も色づいて 秋の章の始まりです。


と思ったら
こんなところにたんぽぽが・・・。

落ち葉と並んでいる光景は珍しい。

これから旅立つ綿毛。
いつ どこで花を咲かせるのでしょう。


きょうはもう閉じて 明日また咲きますか？


おもいがけない黄色に出会えて
秋の桜も咲いて・・・。


紅葉にはまだまだ早いけれど
静かに秋が熟すのを待ちましょう。

夏の間 あまりの暑さに散歩道からは遠ざかっていましたが
これからの季節
遠回りして
小さな秋探しを楽しめそうです。