秋に包まれて歩く 寺家ふるさと村 3

秋の寺家ふるさと村散策、こちらの続きです。

この脇道はまだ歩いたことのない道、

ベンチのある光景に和みます。

足元にはどんぐり。
今年はいつもの秋より明らかに少ない。


季節外れのタンポポが半開になっていました。
明日には全部咲くのでしょうか。


笹が生い茂ってここから少しトンネルが続きます。

そろりそろりと歩いたら
子供の頃に戻って
探検ごっこをしているような気分になりました。

これは？
冬服を着ましたか？

撫でたらするするでした。
ウラボシ科のマメヅタ（豆蔦）
シダの仲間で在来種です。

光沢のあるまるい栄養葉と
写真では幹の右端に見えるのがへら状の胞子葉。

ツリフネソウ（吊舟草）はほとんどが実になっています。



子供の頃のおままごとを思い出すアカマンマ、イヌタデ（犬蓼）。


久しぶりに見かけたアオバハゴロモ。

チュウゴクアミガサハゴロばかり見かけるので
こちらは珍しくなりました。


田んぼでは黒米の稲架（はさ）掛けや脱穀作業の最中。


畦道にはオオジシバリの黄色が目立ちます。

春にもここで会いましたね。

秋が深まる里山では
花や虫たちが冬への支度を始めていて
心の冬支度は大丈夫ですか？と
尋ねられたような気がしました。